聴覚障がい者のための国際総合大会、第25回夏季デフリンピック東京大会は、26日、東京体育館で閉会式が行われました。

日本初開催となった大会は、12日間の日程を終え、日本勢はメダル51個を獲得し、過去最多だった前回2022年大会を大幅に超えました。
閉会式では、 オープニングは歌舞伎と狂言の動きに手話をあわせる手話狂言・手話歌舞伎。選手団入場、全日本ろうあ連盟 石橋大吾理事長、小池百合子東京都知事の挨拶。

ICSD アダム・コーサ会長の閉会宣言。オリンピック旗返還。
式の最後を彩ったのは、会場一体で作り上げた「ボンミライ!」のパフォーマンス。第1回大会が開かれたフランス語のBon(良い)と、日本の「盆」を掛け合わせ、良い未来という意味が込められている新しい盆踊り。私たち観客や選手やスタッフら会場が一つになって踊りました。

閉会式では、デフリンピック運営委員会 久松三二委員長と懇談。記念の写真も撮らせていただきました。

各会場には当初のも目標を上回る約28万人が来場されました。私も駒沢オリンピック公園で開催された陸上競技、バレーボール会場を観戦。
世界中の方々が“手話の花"を咲かせておられる光景に何度も胸が熱くなりました。
東京デフリンピックは、「共生社会」を築く、大きな一歩となりました。これからも「共生社会」の実現に向け、活動してまいります。