障がい当事者のニーズをより的確に捉えた支援機器開発の機会を創出すべく、ニーズ(使う人)シーズ(作る人)のマッチング交流会・障害者自立支援機器「ニーズ・シーズマッチング交流会2025」が18日、東京都立産業貿易センターにて開催されました。

公明党障がい者福祉委員会として視察。宮崎勝事務局長(参議院議員)、庄子賢一衆議院議員、原田大二郎参議院議員のメンバーとご一緒しました。
厚生労働省 障害者自立支援機器等開発促進事業「令和7年度ニーズ・シーズマッチング強化事業」の一般公開で主催は公益財団法人テクノエイド協会です。テクノエイド協会 黒岩常務理事、五島企画部長らの案内で見学。

交流会では、開発や改良等を行う機器の展示を行うと共に、障がい当事者と企業・研究者・政府系の研究開発支援機関等が一堂に会し、体験や交流を通じて、良質な支援機器の開発、この分野への新規参入の促進を図ります。

今年度は東京での会場開催とオンラインによる発信等のWEB開催を行っています。東京会場は99社が出展。12月20日まで開催されています。入場無料。
「知的障害、精神障害(発達障害含む)、高次脳機能障害、聴覚障害、視覚障害、身体障害など」の11ブースを視察。

中でも私と交流のある企業・団体が数多く出展されていました。
(株)マイクロブレインの金子訓隆取締役もその一人です。
厚労省の障害者自立支援機器等開発促進事業で採択された企業です。平成24年から、6年連続して、厚生労働省の障害者自立支援機器等開発促進事業に採択された、発達障害者への治療の不安や恐怖を軽減する口腔ケア支援ソフト「はっするでんたー」口腔ケア支援ソフト「はっするでんたー」トップページ | 歯科治療・口腔衛生支援に役立つ『口腔ケア支援ソフト「はっするでんたー」』|株式会社マイクロブレインは平成30年度好事例普及事業の好事例賞に選ばれ、現在約450か所での導入実績があります。

特に自閉症児などの先の見通しが困難でパニックを起こしてしまう患者などに、デジタル絵カードを使って、患者ごとのカードセットを作成して、治療や口腔ケアに役立てるiPad型アプリです。自閉症の長男が歯科の治療機器を怖がって苦労した経験を活かされています。
岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター センター長・教授の江草正彦先生や日本障害者歯科学会顧問の緒方克也先生が監修されています。
海外からも関心が高く、多言語に対応できるため、海外でも採用されています。