21日午前、目黒区内で開催された「重症心身障害・医療的ケアと災害~私たちにできること ~」に参加しました。公明党からはまようこ区議も出席。

主催はNPO法人ガブリエル。理事長の松尾由里江さんとは2021年医療的ケアの施設をオープンした当初から交流を続けており、本日のセミナーも誘っていただきました。

超党派医療的ケア児者支援議員連盟の野田聖子会長からもビデオメッセージが上映されました。野田会長の下で幹事長をさせていただいでおり、医療的ケア児支援法改正を明年に向けて進めています。災害時の支援も改正テーマでもあります。

6月の議連総会においても災害支援のあり方で議論したばかりですので、今後の参考にするべく出席しました。

【セミナー内容】
趣旨説明:松尾由理江理事長
講演1:「たいせつな命を守る ~能登半島地震の経験から~
国立病院機構 医王病院 いしかわ医療的ケア児支援センターこのこの 中本富美氏

講演2:「自然災害と障がい児者の現状と課題~あなたの住む街での対策は?~
NPO法人地域さぽーと研究所・一般社団法人日本医療的ケア看護職員支援協会・NPO法人ガブリエル理事 下川和洋氏

・パネルディスカッション
・加藤さくらさん(一般社団法人 mogmog enginからの紹介
・野田聖子衆議院議員からのビデオメッセージ
・今後に向けて 松尾由里江理事長

NPO法人「ガブリエル」は、目黒区やその周辺地域で、重症児や医療的ケアが必要な子どもたちのための施設で2021年オープン。定員は1日5人で、ゼロ~18歳の子を受け入れます。看護師や保育士、児童指導員が常駐し、遊びやレクリエーションを通じた療育を提供。36名が登録されています。それ以外に相談支援、ヘルパー支援も行っています。

今回のセミナーの最後に今後に向けて、ガブリエルとして、災害時にお子さんとご家族の安全が守られるように「Relife(安心)Gabriel」災害時ネットワークを立ち上げる事を発表。

LINEオープンチャットにて災害時、円滑にコンジュにケーションが取れる体制づくりをスタートされました。

2つの講演。パネルディスカッションとも当事者・家族・支援者などが切実で地域にてどう行動するか?支援するのか?等々。具体的で大変参考になりました。

「災害で一番こわいのが孤独です」子どもも家族も支援者も孤立していない  これからもずっと孤独しない 孤独させない」とのメッセージは心に響きました。

大勢の方々が参加されていました。中に娘の療育でお世話になった「たまごの会」 加藤会長など懐かしい方々ともお会いできました。感謝致します。

ありがとうございました。