【「日本初の相談支援事業所単独の社会福祉法人化」 社会福祉法人 ソラティオ 岡部理事長と懇談】

1日午前、荒川区の相談支援事業所を経営している社会福祉法人 ソラティオを訪問。NPO法人輝「HIKARI」金子訓隆代表理事と元厚労省 障害者雇用対策課長・福岡労働局長を歴任した小野寺徳子さんが同席。本年3月にも荒川区議と共に視察しており、2回目の視察になります。

岡部正文理事長・林田五月主任(医療的ケア児等支援コーディネーター)と「相談支援事業の現状・課題・今後について」伺い、意見交換。

岡部理事長とは2024年2月のアメニティーフォーラムに登壇しお会いしており、感銘を受け、視察のお願いをしておりました。

2014年に一般社団法人を荒川区に相談支援事業を設立。相談支援事業が共生社会に実現に最も寄与できる事業であると考え2022年11月に日本で初めて単独の相談支援事業として社会福祉法人化。

人口22万人の荒川区の基幹相談支援事業を中心に展開。ゆくゆくは東京23区に相談支援事業を展開すべく、計画相談の名称も「ソラティオ23」に変更。スタッフは現在20名です。 

専門性のある相談員と共にピアサポートの出来るメンバーを育成。関連機関や行政と連携をしながらきめ細やかな支援が取り組まれています。相談事業単独で毎年収益もあげ、さらなる事業拡大を進めておられます。

また本人・家族等の支援に向けた体制整備は①基幹相談支援センター⓶地域生活支援拠点等③協議会が軸に連携し、市町村のバックアップで整備を進めており、荒川区が先駆的なモデルとして取り組まれています。岡部理事長の相談支援の実践とデータに基づく分析からの説明は説得力があり、10年間の素晴らしい取組に大変感銘を受けました。

大変貴重なご意見など伺い、感謝申し上げます。ありがとうございました。