21日の午後、超党派「高次脳機能障害者の支援に関する議員連盟」役員会が衆議院第2議員会館で開催。本日から第219臨時国会が開催。首班指名の本会議終了後の開催となりました。
超党派の「高次脳機能障害者の支援に関する議員連盟」における精力的な議論を経て、6月27日に」の法案骨子がまとめられた後、各党党内手続きを進めていました。
しかし通常国会では時間切れで終わっていましたが、臨時国会開会の本日、超党派議員連盟役員会が開催されました。この臨時国会での成立を目指しての役員会です。
衛藤晟一会長挨拶の後、役員の改選。議員勇退した衛藤会長・幹事長の私の再任が承認されました。今後についてもまだ党内手続きが済んでいない党は11月14日までに全て終える事を確認。
最後の挨拶では、私から臨時国会での成立を目指して、皆様のご協力を!とお願い致しました。
私自身、公明党高次脳機能障害等支援対策PT座長(2018年12月設置)として取組み、超党派議員の「高次脳機能障害の支援に関する議員連盟」の役員として通常国会ぎりぎりまで法整備を進めてきました。また10月2日には「日本高次脳機能障害友の会」の片岡保憲理事長(高知県在住)と共に8人の国会議員に早期成立のお願いに廻ったばかりです。
【高次脳機能障害:公明党の取り組み】
高次脳機能障害とは、怪我や病気により脳に損傷を負い、言語や記憶等の機能に障害が起き、注意力や集中力の低下、感情や行動の抑制がきかなくなるなどの精神・心理的症状が現れ、日常生活や社会生活に制約がある状態で、患者数は全国で23万人と推計されています。
高次脳機能障害は外形上判断しづらく、その特性の理解も進んでいないなどの理由で、患者と家族は適切な支援を受けることができず、日常生活や社会生活に困難を抱えているとの声が、当事者の方々から寄せられております。
当事者・家族の会として「日本高次脳機能障害友の会」がありますが、10年前から切実な声をお聞きし、公明党として2018年PTを設置。ヒアリングや視察を重ね、2023年自民党との勉強会を経て、2025年 超党派の議員連盟が立ち上がり、本日に至っております。