1日午前、目黒区アルコタワーで開催された「日本介護経営学会 AI分科会 第2回実践報告会」(AIが拓く 介護・医療の未来~政策・実装・現場をつなぐ~)に出席しました。日本介護経営学会の事務局長の(株)やさしい手 香取幹社長からの紹介で参加しました。
進行・司会は香取幹事務局長。
「介護事業者の実践報告」では7月に社会福祉法人 桑の実会 創立50周年の会合でお会いした濱野賢一理事長。実践報告の事例は、素晴らしい内容で、大変参考になりました。終了後記念の写真も撮らせていただきました。
9時30分から14時前までの時間。濃密な内容です。
介護分野において、AIを活用した事例が進んでいる事に驚きました。またAI活用と共に、組織改革、業務改革が大事である点。
またAIが活用されても、「人が大事である点」。削減された時間や費用などを利用者、職員などに還元する事や、多職種連携、人材育成など「人に尽くしていく」等多くについて学ぶ事が出来ました。ありがとうございました。
【第2部 政策・スタートアップ発表セッション】
CARISO 介護系スタートアップ支援事業について
高森裕子氏(株)三菱総合研究所 主席研究員
・事例発表
① 宇井吉美氏 (株)aba 社長
「介護テクノロジーを社会実装するということ」
*おむつを開けずに中がみたい 千葉工業大発ベンチャー創業。介護現場に足しげく通い、製品開発して15年
においと尿と便がわかる排泄見守りセンサー
排泄見守りで、個別ケアを支える、 介護テクノロジーの価値は現場で決まる
② 歌川 英之氏 BS Code(株)取締役
「記録に消える時間をケアの時間に」
・汎用AIをそのまま使わず、日本式介護を学習させている
・メガネをかけるだけで、記録業務が変わる(NASGlass ナスグラス) 次世代スマートAIグラス
・伴走支援のインパクト: 信用・戦略・接点
行政による「評価」と「信用の補完」がスタートアップの社会実装を加速する
【第3部 介護事業者 実績報告会】
① 巻 裕子 オハナ・リハ(株)社長 茨城県つくば市
「ケアマネージャーの現場から見るAI活用のリアル」
・入力作業や事務に追われ、利用者との時間が取れない
令和6年6月着手 令和7年11月ミルモレコーダー、ミルモオートメーション利用開始
1.対話を取り戻した 音声入力AI(ミルモレコーダー)、 2.データ連携・クラウド
3.時間を生み出すRPA×AI議事録要約(ミルモオートメーション) 約75%削減
*経営の強化
法人の利益増収率148% 、職位の給与増収率126% 、
年間離職率0、 拠点数1から3事業所、ケアマネジャー12名から19名
② 濱野賢一氏(社会福祉法人 桑の実会 理事長)
「AI経営の実態と数字~社会福祉法人におけるAI活用が生み出した時間と価値」
(なぜAI導入を決断できたのか?)
未来への投資、現場で使えること、続けやすいコスト、安心して挑戦できる
(その結果) アンケート
・AIによって生まれた時間 91~96時間/週
・介護事業部で1600万以上の価値
・AIで生まれた時間は利用者・職員へ再投資する
生まれた時間、何に使ったか? 人にしかできない仕事へ
(AI活用の課題)
次の課題は「定着」と「使いこなす力」
(こらからのAI活用)
【第4部 サービス事業者実践報告】 4事例
① 大久保 亮氏 (株)Rehab for JAPAN代表取締役CEO
「科学的介護とAI活用」
② 無尽洋平氏 (株)ENBASE(エンベース) 社長
「音声入力の、その先へ~会話から記録が生まれる現場の実践報告」
③ 武藤 高史氏 カイテク(株)社長
「カイテクにおけるAI活用事例」
④ 寺岡正人氏 (株)ブルーオーシャンシステム社長
「次世代のAIシステムについて」
【第5部 パネルディスカッション】
「介護AIの最前線と未来」
モデレーター:宇田淳氏(日本介護経営学会AI分科会長・理事)
パネリスト:登壇者全員
【クロージング】
総括:東野定律氏(日本介護経営AI分科会構成員・理事/静岡県立大学教授)
閉会挨拶:田中滋氏(日本介護経営会長、埼玉県立大学理事長)
次回予告:中川 創太氏( (株)ニチイ学館社長)
閉会挨拶の田中会長は慶應大学の大先輩で慶應大学名誉教授。大勢の皆様と交流を深める事が出来ました。
ありがとうございました。










