<これまでの活動記録>

渡辺副大臣(中央右)に要望書を手渡す永松代表(左隣)と木庭氏(右隣)ら=12日 厚労省
 公明党の木庭健太郎参院幹事長は12日、「再発性多発性軟骨炎患者支援の会」の永松勝利代表や患者らとともに厚生労働省に渡辺孝男厚労副大臣を訪ね、約5万人の署名簿を添え、同軟骨炎の難病指定を求める要望書を手渡した。弘友和夫、山本博司の両参院議員、高橋雅成福岡県議らが同席した。

 同軟骨炎は、軟骨組織や多くの器官の結合組織に痛みを伴う炎症が見られる病気。病状としては耳が赤く腫れた後、目、のど、心臓、血管、腎臓などさまざまな部位で炎症を起こす。重度の場合は死に至るとされる。

 永松代表は、(1)同軟骨炎を特定疾患治療研究事業の対象にして治療法を研究(2)患者の医療費負担を軽減(3)専門医を育成――を要請した。渡辺副大臣は、難病指定の前段階として同省の「難治性疾患克服研究事業」に触れ、同軟骨炎が研究事業の対象になるよう努力していく考えを示した。

 (2008年11月13日付 公明新聞より転載)