27日午前、目黒区大橋にある(株)やさしい手 看護小規模多機能型居宅介護事業所「看多機かえり大橋」を訪問。

松田聖子支配人の案内で施設内を見学し、意見交換。

「看護小規模多機能型居宅介護事業所」とは、看護サービスを中心として、自宅から事業所へ通って来られる『通いサービス』、事業所からご自宅へ看護・介護スタッフが訪問する『訪問サービス』、事業所内に宿泊することが出来る『宿泊サービス』を柔軟に提供。

24時間365日の運営で通いを中心に「宿泊」「通所」「訪問介護」「訪問看護」のサービスを一体的に提供します。
登録制となっており最大登録人数が29名、そのうち日中事業所へ通所する定員が18名、宿泊の定員が8名(個室)。目黒区で初めて開設され、7月1日で丸1年を迎えます。

「看護小規模多機能型居宅介護事業所」は病院から在宅への橋渡しの役割を担い、さらに地域との医療機関と連携も重要で、定期的なご利用者カンファレンスの実施、疾患状態の迅速な相談を医療機関と行うことにより看護師のみでは補いきれない部分の補填を行っています。

「課題として、在宅の受け入れ環境がまだ未整備。喀痰吸引など介護職員が気軽に出来ず、家族を支援する環境整備も不十分。会社など社会の受け皿の整備が求められる。」等など伺いました。

伺った課題、要望について今後の施策に反映してまいります。