8日朝、徳島県三好市池田町にある社会福祉法人 池田博愛会を古川ひろし県議と訪問。2014年には、古井市議と訪問し、中村理事長と懇談しています。

池田博愛会は、障がい福祉サービス事業「セルプ箸蔵(はしくら)」や「箸蔵山荘」(障害者支援施設)・「池田学園」(障害児入所施設)・「すぎのこ」(児童発達支援センター)・「箸蔵山荘」(ケアーホーム&グルーブホーム)・「はくあい」(障害者生活支援センター)(障害者就業・生活支援せんたー)・地域交流センター「はくあい」等の障害児・者福祉事業。「永楽荘」(特別養護老人ホーム)・「永楽荘デイサービスセンター」・「永楽荘在宅介護支援センター」・「長生園」(特別養護老人ホーム)・「ケアハウス宝珠」(軽費老人ホーム)等の老人福祉施設を経営しています。
約50年以上、地域福祉の拠点として取り組んでおり、スタッフは400名を超えています。

セルプ箸蔵の五島章夫施設長・箸蔵山荘の豊田勝子施設長・池田学園の松林真奈美施設長・すぎのこ川人裕子施設長らと障がい者福祉で意見交換。課題や要望を伺いました。

箸蔵地域(人口2544人)では箸蔵福祉村として、長寿社会に即した明るく住み良く健やかな生きがいのある福祉社会をめざし活動が進んでいます。「ほっとかない事業」として、三好市内の山間部の高齢者宅にお弁当やパン、生活用品、衣料品などを届ける宅配サービスやきらめき元気アップ教室など行うなど、地域と共に歩む池田博愛会。共生社会の先駆的取組みを進めておられます。

県や市の支援は受けておらず、今後の運営について行政の支援など検討してみたいと思います。

障害児の入所については、虐待などの事例は入所に数年もかかり、速やかな入所が出来る体制に。施設整備費の支援が受けられない。(県の財源がなく)人手不足。

障がい児の療育について、4対1の配置基準を3対1に。保育士などの人材不足・処遇改善。高齢障がい者の対応や地域生活支援事業のモデル事業を参考に進めたいので支援を。また障がい者就労については、農福連携の促進。工賃を現在約2万4千円から倍に上げる支援等など。

今国会で成立した改正障害者総合支援法や改正発達障害者支援法などお話し、各施設長と具体的な課題について意見交換。今後の施策や予算につなげてまいります。