大阪・関西万博の会場にて、障害のある人々の多彩な文化芸術表現を世界に発信する国際フェスティバル『ここに私が、(そして)あなたは… 障害者の文化芸術国際フェスティバル』が本日(8日)から11日(土)まで開催されます。


主催は、一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会。障害のある人々の自由で多彩な文化芸術表現を世界に発信するとともに、誰もが“旅”を通して芸術にアクセスできる社会を目指す「文化芸術ユニバーサル・ツーリズムプロジェクト」の一環として実施されます。

開会記念式典終了後、社会福祉法人 いわみ福祉会による日本遺産「石見神楽(桑の木神楽会)」 プロローグパフォーマンス。
島根県の社会福祉法人いわみ福祉会の余暇活動から生まれた、障がい者が中心となって舞う郷土芸能・石見神楽。艶やかな衣装と迫力ある舞が織りなすステージは、伝統継承の新たな形と自己表現の可能性を鮮烈に提示し、観る者の心を揺さぶります。感動しました。

「いわみ福祉会」は、1973(昭和48)年、知的障がいを持つ子供の親たちが中心となり法人化。現在では県西部の江津市・浜田市の2市にわたり、知的障害者福祉事業・高齢者福祉事業を展開。
伝統芸能「石見神楽」は全国・世界のイベントに参加。障がい者の就労支援の一環で衣裳を製作。色鮮やかな衣裳など日本の伝統芸能に魅了されます。
神楽事業以外でも洋菓子ショップ、レストラン、手作りパンなど飲食店、農作業や養鶏など食品事業にも力を入れています。所属する職員数は約500名に。
「いわみ福祉会」の室崎富恵理事長とは2007年議員となってから交流をさせていただき、いわみ福祉会の施設にはこれまで9度訪問しています。
それだけに本日まで練習と準備をされ、大阪・関西万博に登壇された皆様に胸が熱くなる思いでした。高岩副理事長ら皆様ありがとうございました。

また「障害者の文化芸術国際フェスティバル」を運営された全国手をつなぐ育成会連合会などスタッフの皆様には感謝申し上げます。