平成19年「高知のデンマーク」と言われる広々とした田園風景が広がる高知市春野町芳原の地に誕生した、国内でも全く稀な全館木造建築の医療法人恕泉会「リハビリテーション病院 すこやかな杜」を視察。公明党の須崎市佐々木学市議が同行。吉岡孝夫事務長らの案内で施設内を見学しました。(12日)

嶺北地域の木材をふんだんに使って建てられた「リハビリテーション病院 すこやかな杜」は、回復期リハビリテーション病棟を備え、壁にはスギ、床にはヒノキを利用した造りは病院特有の無機質な構造イメージを一変させ、木の温かみのある雰囲気が漂います。スギには脳の働きを活発にする作用があり、ヒノキは消炎、鎮痛作用があると言われており、患者の方々の反応も「木の温かみ、木の香りを感じて落ち着き癒される。自宅に居るような安心感がある。」と評判がすこぶるいいそうです。

回復期のリハビリテーション病棟の最大の目的は、患者の在宅復帰。医師をはじめ、看護師、介護士、社会福祉士、理学療法士、作業療法士、言語療法士、管理栄養士など専門職が、退院後の患者の生活について連携しながら常に検討されています。

敷地内の特性をリハビリの中に活用し、不整地(坂道や砂利道)を歩き、畑を耕し、作物を育て、収穫物を調理する等自宅に戻られた際に必要な動作をなるべく、同じような環境で実践できるよう努めています。

医療法人恕泉会の内田理事長の永年の想いが実現した「リハビリテーション病院 すこやかな杜」。視察を通じて私も癒される思いがいたしました。

すこやか杜

すこやか杜

すこやか杜2

すこやか杜2

自然な環境

自然な環境

リハビリテーション病院 すこやかな杜施設案内図

リハビリテーション病院 すこやかな杜施設案内図