全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会2日目が高松市のサンポートホール高松で開催されました。(13日)都築県議と共に出席。

都築県議と

都築県議と

記念講演があり、テーマは「障害児の2次障害を防止して残存機能を最大限に発揮するためのシーティング」~シーティングで変わる車いす使用者の生活~。講師は山崎泰広氏(株式会社アクセスインターナショナル社長・シーティング スペシャリスト)です。

山崎氏は1979年留学中の米国で転落事故により脊椎損傷、下半身麻痺に。90年に独立、日本にはなかった高機能の車いすを中心に身障者関連機器の輸入販売とコンピューターコンサルティングを2本の柱として(株)アクセスインターナショナルを設立。93年からシーティングを日本に普及するために日本各地でセミナーを開催し、正しい車いす上での姿勢による褥瘡や変形等の2次障害防止に努めています。

シーティングを活用することで、快適性の向上・離床時間の延長・2次障害の防止・機能性の向上・自立支援・介護軽減につながる内容を分かりやすく具体的に講演されました。

閉会式では大会決議文を採択。(下記内容)

  1. 医療的ケアに対応できる短所入所施設の整備拡充
  2. 重度心身障害児者の在宅支援策として訪問看護等の在宅医療の充実を図る
  3. 障害基礎年金の増額を図る。
  4. 災害時における障害児者援護体制を早期に確立する。
  5. 障害者自身が主体的に生活できるように、生活の場や日中活動の場の整備拡充を図る。

次回全国大会の開催地(神奈川県)・中四国ブロック大会は岡山県が発表されました。

高松市での全国大会。伺った課題・要望の実現に取り組んでまいります。

記念講演

記念講演

全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会

全国肢体不自由児者父母の会連合会全国大会