栃木県足利市内にある社会福祉法人 足利むつみ会が運営している「キッズピアあしかが」(空き店舗のスペースを子ども達の遊技場に活用)を視察。(8日) 

阿由葉洋平マネージャーの案内で概要を伺いました。阿由葉理事長ご夫妻も同行いただきました。 

「キッズピアあしかが」は、子どもから大人まで、こころ・頭・からだを思い切り使って遊べる屋内子どもあそび場で、(株)ボーネルンド社が手掛けた遊び場としては、国内最大級で最新型の屋内子ども遊び場です。(施設の広さ1551平方メートル)。2014年12月オープン。今まで4年間空き店舗でしたが、大勢の子ども達が訪れる事で、子供服店も出店。地域活性化に貢献しています。

施設内は「アクティブゾーン」、「ロールプレイゾーン」、「ボールプールゾーン」、「サーキットゾーン」、「ベビーゾーン」の5つのゾーンに分かれています。

子どもの発達段階に合わせた各種遊具は、十分体を動かす「動の遊び」と、じっくり遊び込む「静の遊び」の両方が共存しており、遊びを通して子どもの体力・知力の発達を促すとともに、子育て世代を含めた多世代の交流の場にもなっています。 なお遊具は、ドイツ、デンマーク、フランス、イタリア製の高い安全性・耐久性を誇る遊具を各種取り揃えており、特にロールプレイゾーンにある「ベカ・プレイハウス足利スペシャル」は、ドイツの熟練工によるオリジナルモデルで、国内最大級のプレイ・キャッスルです。

対象年齢は6か月~12歳。10時から17時30分の開館で利用料は子ども保護者とも1クール(90分)100円と大変安いです。

足利むつみ会の公益事業として取り組みで足利市が「子育て支援策」として「キッズピアあしかが」の遊具設置費用と運営費用の補助をしています。

さらにここでは、運営スタッフとして障がい者が7名雇用され、場内業務補助、SHOP販売業務の仕事についています。(就労継続支援事業A型:社会就労センターきたざと)

1か月で1万5千人を超える親子連れが来館。市外・県外からの方々も多く、子育て支援・障がい者就労・地方創生の先進事例として注目が集まっています。