軽度外損性脳損傷(MTBI)友の会の方々と


軽度外損性脳損傷(MTBI)の患者の方々救済へ


軽度外損性脳損傷(MTBI)友の会の柴沼副会長・佐曽利副会長・斉藤事務局長が来訪。厚生労働省の障害保健福祉部の江浪課長補佐が同席し、厚労省の取組み状況の説明があった。

交通事故などで誰でも発症しえる軽度外傷性脳損傷(MTBI)。推定30万人いる患者は磁気共鳴画像化装置(MRI)では脳内の損傷が映りにくく、「画像所見が必要」と定める労災や自賠責保険では救済措置がなかった。

本年4月20日の厚生労働委員会で質問でとりあげ、長妻大臣は「研究が十分でなかった。診断基準を決める必要があり、どういう研究が必要か検討したい」との答弁であった。

・私の質問の後、政府は省内に検討チームを設置。参加部局は障害保健福祉部、健康局、労働基準局、国土交通省補償課。
・6月23日 第1回省内連絡会(知見に詳しい国立障害者リハビリテーションセンター中島先生へのヒアリング)
・9月16日 第2回省内連絡会の予定(石橋先生からMTBIの症状や診断、治療方法等の意見を伺う予定。)
・その後も軽度外傷性脳損傷の方などから、日常生活上の問題点について意見を伺う予定。

厚労省の科学研究費補助金についての対応など協議。改善へ向けて1歩1歩前進を進めたい。

【委員会質問についての毎日新聞の記事など】
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat38/2010/04/21_1771.html