総務省久保自治財政局長に要望


細田大臣官房審議官へ(高橋八幡浜市長たちと)


朝の国対役員会からスタートする。

昨日、沖縄から遠山元参議院議員からの電話があった。九州・沖縄を飛び回っている遠山さんの元気な声で、沖縄など離島の方々の声を国政の政策へとの要望である。早速、本日国土交通省の離島振興課の方々と懇談。平成21年度離島振興関係予算や税制改正の内容について説明を受けながら、離島支援の内容について意見交換を進める。

また故郷八幡浜市の要望を高橋市長達と共に総務省にうかがう。
地元の市立八幡浜総合病院の医師不足など財政基盤の脆弱な地方の市にとって国の財政支援は不可欠となる。公立病院への財政支援等について総務省自治財政局久保局長・細田大臣官房審議官などに要望を伝え、強くお願いをする。

市立八幡浜病院は八幡浜市はもとより隣接する伊方町・西予市の周辺地域6万人の地域の中核病院として、唯一の二次救急医療機関・災害拠点病院である。

しかし現状は内科医5人、眼科医2人、脳外科医1人の8人がこの1年間で開業や愛媛大学に引き上げにより去り、医師は29人体制になっている。外来診察制限や救急受入体制が水・土の休止を余儀なくされ、圏域内で処置できない救急患者は最長3時間を費やし宇和島市や松山市の救急病院に搬送している状況である。

地域住民が安心して暮らせる医療体制維持のための医師確保をはじめ、公立病院への財政支援は大事である。

久保局長・細田審議官には地方の声をしっかり受止めていただく。平成21年度予算には公立病院への財政基盤充実が盛り込まれており、改善の対策をさらに進める事を確認する。厚労省・総務省・文科省など一体化した対策が大事となる。引き続き、地域医療を守る為にも全力で取組んでまいりたい。

夜は障がい者親の会の方と懇談。障害者自立支援法の抜本的見直しについて、意見交換を進めた。