午前中、高知市山根・中野両市議と南国市西原市議と南国市にある(株)コーケンを訪問。(株)コーケンは障害者自らが社会福祉に貢献できればと社名も「(株)コーケン」と名付けられた全員障害者の企業である。水道メーター改造修理事業を中心に創業23年。身体障害者であった水口社長が社会に貢献し続けたいとの思いで頑張っておられる。


(株)コーケン梶原専務と懇談

梶原専務や中村常務から現状の取組みなどお聞きする。40名の障害者が働いており、毎月約3万円の工賃を目指し、希望を持って皆さん取組まれている。知的障害者が6割、身体障害者が4割との事。障害者自立支援法施行に伴い、(株)コーセンを設立。障害福祉サービス事業所就労支援センターコーケンとして就労継続A型・B型・就労移行支援事業など多角的な事業を展開されている。


工場見学・中村常務の案内

中村常務から工場を見学させていただく。水道メーターの製造工程・研磨部門は自閉症の方が一生懸命働いておられた。旋盤・水洗い等を通じて製品化される。


水道メーターの製造工程

障害者の皆さんがいきいきと仕事に取組む姿に感銘を受ける。通常の作業所や授産施設はまだ工賃が1万円前後のことを思う時に先駆的な取組みをされている事を痛感する。就労支援の充実を要望された。

午後からは岡村市議と地場産業の企業を訪問・懇談を続ける。


「えほんの店コッコ・サン」森本店長・白土さん(高木市議と)

夕方からは高木市議と「しらつちグループ」を訪問。2階には「えほんの店コッコ・サン」がある。


「えほんコッコ・サンシリーズ」の説明をされる


木で全てつくられた建物にまず驚く。木の香りが落ちつく。えほんの店は夢と希望の部屋に来たような錯覚を受けるほど楽しい。店長から、
選書会の様子・子ども達の感想などを通じて、「高知県を日本一読書が好きな県にしたい」との心の温まる・夢のあるお話しをうかがう。
子ども達が心豊かな人材にと取組む姿に心地よい感動の一時であった。

夜の飛行機で南国土佐を後にして東京に向かう。