安芸区にある広島原爆養護ホーム「矢野おりずる園」を広島市平木典道・渡邉幸好造市議と視察・懇談する。社会福祉法人「広島常光福祉会」の柿木田理事長・「矢野おりずる園」村田施設長達の案内で施設を見学する。常時介護が必要な原爆被害者の為の施設として本年4月1日より開園された。定員100名。原爆養護ホームは広島市内で3施設目で、初めての民設民営方式。広島市内で特別養護老人ホームなど運営する社会福祉法人「広島常光福祉会」が設立、運営する。施設内は明るく、広いスペースで、居室はすべてトイレ・洗面所を備えた完全個室。入居者と会話するが、快適な内容で大変満足されていた。柿木田理事長からは「高齢者福祉に携わる方々の環境の整備特に若い方々にとって経済的に安定する業界に成れるよう国の支援を」要望される。現在原爆養護ホーム3施設の待機者は928名という。原爆被爆者の方の支援については原爆症認定の件も含め、様々の面からのサポートが必要とされている。



また広島市佐伯区にある社会福祉法人「順源会」の知的障害者施設「自然の村」を地元米津欣子市議たちと訪問。村上常務理事(施設長)と懇談。定員70名で重度の知的障害の方が多いとの事。施設内も見学させていただく。若い女性の職員の方々が機敏に対応されており、爽やかな気分になる。創設者の父の理念を村上施設長達が守られ、利用者も全て家族の一員として懸命に取組む皆様の姿に大変感動する。村上施設長より、「利用者の方の負担軽減を今後も推進して欲しい旨」の要望をいただく。