要望活動


香川県浜田知事・平木香川県議会議長と環境省へ要望活動。公明党の秋野政務官と面談。豊島廃棄物等処理事業の推進要望の内容。


環境省政務官室にて


浜田知事・平木議長


秋野政務官


【現状・課題】

香川県小豆郡土庄町豊島に昭和50年代後半から平成2年にかけて大量の産業廃棄物が不法投棄され、社会問題となった。

その後住民が県などに対して公害紛争処理法に基づき、公害等調整委員会に公害調停を行い、平成12年調停が成立。

調停事項に従い、豊島廃棄物等の処理事業を進め、平成24年11月度末で約56万8千トン処理を進めた。

県として平成23年度・24年度測量を実施。県が以前推計した処理対象量が、約27万トン増加し、処理期間も3年7か月のび平成28年10月までの見込みとなった。

県として平成34年度までの実施計画の変更についての環境大臣の同意が取れるよう現在環境省と協議中。

総事業費約772億円。平成24年度以降の支援対象事業費も約274億円と見込み、公害等調整委員会が県に提示した167億円と比較し、大きくかい離し、香川県の財政運営に与える影響は大きい。

【要望内容】
・環境大臣の速やかな同意と必要な処理費用についての財政支援

・廃棄物層直下の汚染土壌の島外処理に関して、処理事業者の所在する自治体に協力を求めるなどの円滑な処理に向けた支援

地元自民党平井たくや議員・磯崎よしひこ議員も同席。秋野政務官から今後環境省としても協力しながら進めていくこと等話し合う。