太田大臣と


知事からの要望


大臣室


午前中、浜田香川県知事・平木香川県会議長と共に国土交通省太田大臣への要望を行う。地元の自民党平井たくや議員・磯崎よしひこ議員も同席。

太田大臣に下記4項目について知事から話される。大臣はじっくり聞かれて、前向きな対応の検討を話される。

(要望内容)
1.四国の防災拠点の整備(高松地方合同庁舎2期)
・東南海・南海地震対策としての四国の防災拠点としての機能を有する施設で、地域の将来の展望したときに必要な施設である高松地方合同庁舎(2期)の早期着工。

2.高松港ガントリークレーンの整備
・香川経済の活性化のため、物流の効率化を図るにはコンテナターミナルの2バース化とガントリークレーンの整備が不可欠
(国際コンテナ戦略港湾である阪神港との内航フィルー網の充実強化のためにも平成25年度予算確保は必要)

3.本四道路の通行料金
・国と県が合意した「本四高速料金の基本方針」に基づき、平成26年度実施に向けたとりまとめを平成24年度末を目途に行うこと
・島民等(与島、岩黒島、櫃石島)の生活道路の観点から割引制度の維持
・フェリー・鉄道等が将来にわたり維持・存続できるような効果的な支援制度の早急な確立

4.離島公共下水道の整備促進
・直島町の離島公共下水道事業によるポンプ施設の早期完成の予算確保
(直島町は、平成16年台風の高潮で大きな浸水被害があった。津波・高潮対策整備として水門とポンプ施設の一体的整備を)

【四国の防災拠点の整備(高松地方合同庁舎2期)について】

(現状と課題)

・高松地方合同庁舎の整備は平成12年国の承認を得て、1期工事が平成18年完成。2期工事について平成24年予算で、防災機能強化の観点から概算要求されたものの、東日本大震災の復興財源確保の観点から予算化は見送られた。

・南海トラフの地震想定を受け、被害想定・防災対策の見直しの中で、四国地方の対策活動の防災拠点の高松地方合同庁舎(2期)の整備の重要性は高まっている。

・高松市内に散在する狭く・老朽の公官庁施設の集約化を行い、行政機能の効率化、ワンストップの行政サービスの利便性の向上が図られる。経済の活性化にも寄与することより、地元経済界も早期着工を強く望んでいる。

・平成25年度予算に盛り込むように強く要望。