震災対策で障がい者団体からの要望（東京都）

午前中参議院本会議で7委員会12件の議了案件の採決。

午後から災害対策特別委員会が開催され、公明党から秋野公造議員が質問。

夕方から厚生労働部会・障がい者福祉委員会合同会議が開催された。
「東日本大震災の被災状況、支援対策について」障がい者団体より要望・意見交換を進めた。

参加団体は
○日本障害フォーラム（ＪＤＦ）
日本身体障害者団体連合会、日本盲人会連合、全日本手をつなぐ育成会、全日本ろうあ連盟、全国せき髄損傷者連合会、ＤＰＩ日本会議、日本障害者協議会、全国精神保健福祉会連合会、日本オストミー協会
○全国地域生活ネットワーク
○日本自閉症協会
○日本発達障害ネットワーク
○日本知的障害者福祉協会など。

被災地域の大変な現状を伺う。すぐ対応すべき切実な課題・要望や復興に向けた中長期的要望等伺う。昨日の委員会の質問状況などお話しし、対応をお約束する。

【ＪＤＦからの要望】
１．インクルーシブな社会の構築を
２．「復興構想会議」に障害当事者を
３．復興と社会保障は相反しない
４．個人情報保護に配慮を
５．情報保障の徹底を
６．自立支援法などの柔軟な運用と国の費用負担を

【全国地域生活支援ネットワークからの要望】
１．ケア付き仮設住宅の整備
２．自立支援給付及び地域生活支援事業の事業費の負担を当面の間、国費で保障
３．概算請求の期間延長

【自閉症協会・発達障害ネットワークからの要望】
１．障害児・者に配慮した避難所の設置（福祉避難所など）
２．福祉事務所等の運営費について（事業所救済策を）
３．避難に伴う支援体制
４．援護者名簿登録する場合、障害の程度により登録できない市町村があるが、制限を排除してほしい

【全日本手をつなぐ育成会】
１．被災した知的障害のある人の財産や生活費等の管理の支援
２．避難先での継続的なサービスの確保
３．通所施設などの活動の場確保
４．仮設住宅でのグループホーム等の設置
５．自立支援給付費の市町村負担割合の見直し