聴導犬レオンと


課題・要望を伺う


大阪市内にあるNPO法人MAMIE(マミー)へ。代表者の安藤美紀さんと懇談・要望を伺う。


安藤さんの案内で教室を見学

MAMIEのスタッフのほとんどは聴覚障がい者。安藤さんも聴覚障がい者。
MAMIEの目標は3つ。
①「聴覚障がい児の学ぶ場をふやそう」
② 「聴覚障がい者の働く場をふやそう」
③「聴導犬を広めよう」


絵画教室


パソコン教室


現在障がい児向けの塾、パソコン教室、絵画教室、漫画教室、HP製作など進めている。訪問時にも聴覚障がい児が絵画やパソコンに熟練された驚くほどスキルで取り組んでおり、大変驚く。

MAMIEは古いフランス語で「愛しい人」「大切な人」の意味。いつまでも大切な人のためにある場所。それを作ってあげることが、MAMIEの役目だそうだ。
子ども達と先生の関わりを見て、温かな交流にその意味を実感する。


安藤さんに寄り添うレオン


安藤さんに寄り添うように聴導犬レオンが。

聴導犬は盲導犬(1067頭)と比べ少なく全国で39頭。認知度も弱く財政的支援が求められている。

聴導犬は、「目覚まし時計やインターホンの音をはじめ、外出時には背後から迫る自転車の音など、音からもたらされるあらゆる情報を伝えてくれ」「レオンは2番目の息子のようだ」と安藤さんはおっしゃる。


全国から送られる寄付品


聴導犬の状況


現在MARIEは寄付品をヤフーオークションに出店して運営資金にまわしている。障がい者が仕事を発注してくれる企業の制度の充実などの要望を伺う。

公明党がリードして進めている障がい者優先調達促進法の成立と併せ民間企業の支援の仕組みを検討してまいりたい。

また聴導犬の普及育成へ財政的支援を進める事も大事。