<これまでの活動記録>

白ネギの被害状況を視察する山本(博)氏(中央)ら=9日 鳥取・米子市
公明党の山本博司参院議員は9日、年末年始の記録的な大雪で被害を受けた鳥取県米子市、境港市を訪れ、被害状況を視察し、関係者から要望を受けた。公明党の安木達哉、笠谷悦子の両米子市議が同行した。

山本氏らはまず、米子市富益町で、県西部特産の白ネギの大半が雪に埋まる被害が出た地域を視察。JA鳥取西部の職員は、「大雪の影響で白ネギが葉折れするなど約9割が規格外となってしまった。これでは、出荷することができない」と窮状を語っていた。

次に一行は、雪の重みで多くの漁船などが転覆・沈没した境港市中野町の中野漁港へ。漁師の男性は、「もう一度船に乗るには修理費が掛かり、廃船にするにも多額の費用が掛かる。漁業に対する支援がないと、どうしようもない」と訴えた。

視察後、山本氏は、「公明党の県、市議会議員と連携し、農・漁業者など現場の要望を党でまとめ、国に早期対策を求めていく」と語っていた。

 (2011年1月10日付 公明新聞より転載)