宇和島社会保険病院で懇談


宇和島社会保険病院を松本市議と視察し、松田病院長・事務長と懇談。

緊急要請として廃案となった「独立行政法人地域医療機能推進機構」法案の早期成立を要望された。本年9月30日でRFOが解散、法的根拠が失われる事態回避へ、尽力して欲しい事の内容である。本日の訪問も社会保険病院の状況を伺い、対策を進めるためである。

社会保険病院の出資先である「独立行政法人 年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)」が解散し、法的根拠がなくなると51施設の病院を利用されている約百万人を超える患者が行き場を失い、医療難民が発生の可能性がある。

RFO設置期限を2年延長し病院存続を図る法案を検討している旨を話す。明日の部会で法案内容を検討していく予定である。

(社会保険病院 鳴門病院視察)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/diary/2009/03/16_1172.html

(厚生労働委員会で質問)
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/cat44/2009/03/24_1180.html

また宇和島社会保険病院の課題として医師不足があげられる。

平成17年には23名の常勤医者が平成22年度には13名と激減(内科医10名が3名)。医師不足は一病院や市では対応出来ず、国の政策として必要と強く要望される。

内科医の医師不足から整形外科を中心に回復期リハビリステーション病棟やリハビリ充実の人員強化(作業療法士や理学療法士など)を図っており、病院の差別化に取り組んでいる。


リハビリプール(松田院長と)


リハビリ充実へ(理学療法室)


病院を視察したが、リハビリのための温水プールや30名近くの理学療法士・作業療法士など回復期のリハビリ強化の取組みが施設見学などを通じて、大変よく理解できた。

今後の要請について党内で検討し、対応を進めたい。