「ハローワーク浜松」外国人職業相談窓口


「ハローワーク浜松」鈴木所長などから実情を聞く

本日は党の労働政策委員会(福島委員長)で外国人労働者の雇用状況を知るために、静岡県浜松市へ視察に向かう。

まず「ハローワーク浜松」の「外国人職業相談窓口」を視察する。鈴木所長・静岡労働局岩本局長から説明を受け、意見交換を進める。

外国人雇用サービスコーナーでは、それまで平均約500人から昨年9月から600人・900人と増え始め、特に12月(1348人)1月(2210人)と急増。本庁では対応出来なくなり近くの別の場所で対応を余儀なくされている。

相談件数も1月は2178件と昨年の7倍。初めてハローワークに通う新規求職者も1月で152人と。雇用をきられた外国人労働者が急増している事がわかる。
しかし紹介件数186件・就職件数は48件と非常に少なく職に就けない実態が明らかになっている。

理由として言葉の壁が大きく、日本語の読み書きが出来ないと紹介さえ出来ないという。

現在県労働局では浜松市など6市の外国人集住都市と連携した「外国人相談コーナー」の新設。雇用調整助成金の活用促進や住居喪失者支援と取り組みを開始しているが、雇用悪化のスピードが早く、現状で手一杯の状況である。浜松市でも外国人向け初級日本語集中教育支援プログラム等対策を実施している。

ブラジル人の男性にお聞きしたが、7年間働いていた製造会社から1月に解雇。子供2人を抱え、ハローワークに通っているが、仕事が見つからない。経済状況の悪いブラジルに
帰る事もできず、家族をどう養ったらいいか。不安との話しに深刻な現実を痛感する。

ハローワークに来られる人々は開始2時間前から並ぶ方もおられ、視察したさいも混雑で行き交うスペースもない状況である。対応する職員の方々も業務量が大幅に増えており、休みなく仕事をされいる。ハローワークのマンパワーの増強が必要とされている。


労働政策委員会で視察


ムンド・デ・アレグリア校を視察

続いて外国人学校 ムンド・デ・アレグリア校を訪問。昨年の2月にも参議院の調査会での視察しており、2度目の訪問となる。ペルー人を主体とした日系人学校で2003年に開校。松本雅美校長などから雇用悪化の影響と対応についてお聞きする。

ピーク時には約120名近くの在籍者が現在96人。昨年12月頃から親の仕事が無くなり、帰国した生徒達が急増している。また日本に残るメンバーも親の仕事がないため、不登校になる状況が増えたため、授業料免除をするようにして、教育が受けられるように学校側が対応している。その数36名に上る。


校内の様子


可愛らしい飾りつけ(校内の様子)

学校として、親の日本語教育を無料で実施。また就職活動グループを校長率先で立ち上げ、履歴書の書き方から企業側との交渉まで対応している。今浜松市との連携で対策を講じているが、限界にきている。早急の国の対策を求められる。

学校の教室で学ぶ子供たちの姿をみて、こうした教育の場を奪う事があってはいけない。今後、与党の雇用対策の中に外国人労働者保護と家族・子供たちの支援を入れて検討する事が急務となる。
直接、現場に行き外国人労働者の実情を視察でき、実感として体感出来たことは大変有意義な視察となった。今後の政策反映に役立てたい。