本日と明日参議院において代表質問がスタートした。午前10時より民主党・自民党の議員の代表質問に福田総理が答える内容である。落ち着いた話し方で安心して聞けたが、野次がうるさいのには閉口する。特に民主党の野次はひどい。もっと話しをじっくり聞く姿勢が大事ではないか。



午後からは衆議院において公明党太田代表からの代表質問が行なわれた。代表は冒頭論語の「之に先んじ之を労す」との一節を引用。「まずなさねばならぬことを、民に先立ってせよ。そして民に愛情といたわりを以って接する。これが政治の根本である。」との意味。どこまでも庶民や中小企業や地域で困っている人の側に立ち、国民の目線との主張にぐっと引きこまれた。
代表は4つの課題と.具体的な政策提言8項目を具体的に質問。①地域の活性化と中小企業支援②緊急医療体制の整備、産科・小児科医師不足対策への対応③高齢者医療制度の見直し④少子化対策の推進⑤雇用対策⑥年金制度改善策の推進⑦教育改革の推進⑧徹底した歳出削減・ムダへの切り込みである。そして『.平和外交「国際テロとの闘いの継続」』『.政治と金』について総理の見解を尋ねた。



総理より公明党の連立協議を踏まえ、わが国の直面する諸問題に真正面より国民の目線で全力で取組む事を訴えられた。夕方は政調全体会議が開催され、各法案の説明がなされた。