19日、全国手をつなぐ育成会の久保厚子会長ら「障がい者関係団体との緊急要望懇談会」が開催。
公明党から高木政調会長ら衆参国会議員が出席。進行役を担当。

久保会長は緊急要望について、26の障がい者団体から賛同を得ていると説明。
障がい者の生活について、障害者年金と就労施設の工賃を合わせても厳しい状況の中、物価高が直撃し、「ぎりぎりのところに追い込まれている」と訴え、下記内容の経済的支援を要望。

【要望内容】
急激な物価高騰や賃金上昇を踏まえた緊急要望

 1.障害のある人が安心して暮らすために
・急激な物価高騰で厳しい生活状況に追い込まれている障がい者、障がい者世帯を対象にした経済的支援を行ってください。

 2.障害福祉サービスがエッセンシャルワークとして機能の維持向上を図るために
・障害者福祉サービス事業者等に対して物価高騰分及び他産業分野との賃金格差を埋めるため、緊急の経済的な支援を行うとともに、令和6年度の障害福祉サービス報酬改定に際しては、上記の視点を必ず盛り込んでください。

【参加団体】
・全国手をつなぐ育成会連合会 久保厚子会長、又村あおい 常務理事兼事務局長
・日本知的障害者福祉協会 北川聡子副会長、度会哲賢常務理事、末吉孝徳事務局長
・全国地域生活支援ネットワーク 岡部浩之副理事長、
・DPI日本会議 今村事務局次長