ため池視察


耐震点検の概要を伺う


香川県議・市議の方々と


高松市内にある、ため池三郎池を地元県議、市議と共に視察。

... 香川県中部土地改良事務所の方(農水省管轄)から説明を受ける。現在耐震の点検調査を実施中。

香川県として137か所のため池を対象に平成23年~26年の4年間で実施予定。ため池の数は1万4619。(兵庫・広島に次ぎ3位)


三郎池


【三郎池】
堤の高さ 14.2㍍。  堤長392㍍。 貯水量176万トン。昭和52年~平成2年に全面改修。

震度6強に耐えられるか耐震点検を調査。ボーリングによる試料をもとに土質を分析中で、ボーリング孔を利用して孔内水位も観測中。
今後土質分析や水位観測結果を踏まえた堤体の安定計算を実施予定。


すぐ近くに住まいが


すぐ近くに小学校がある。11㍍の落差があり、決壊すると大きな被害に通じる。

県ではため池など通常の回収整備作業に加え、耐震点検調査では、限りがあり、137か所以外のため池点検まで財源もなく手が回らない。(点検費用1か所約660万円)
さらに診断結果耐震工事が必要となるとさらなる財政出動となり地方だけだは無理。

国の施策としての取組みが大前提。公明党が進める防災・減災ニューディール政策。その推進法には、総点検運動を位置づけているが、大変大事でまさしく地方の声でもある。