参議院本会議


参議院本会議が開催。本日より代表質問が始まる。民主党・自民党より論戦が展開された。
午後からは衆議院での代表質問で公明党から太田代表が質問に立った。


太田代表代表質問


太田代表からは『生活第一どころか、「政局第一」の荒っぽい質問が多いなか、私は、今、「庶民の生活の大変さ」「中小企業の窮状」を打開することなしに、信任は得られない。あわせて、日本の未来に向けて、ビジョンと構想力を持たずして、真の安心は得られない。公明党として、「生活を守るのは公明党」「家計を元気に、国に勢いを」と真正面から訴えました。』とあるように国民目線での内容であった。

さらに太田代表は『今、世論調査を見ると、期待しているのは「景気対策」と「安心の社会保障制度」の2つがダントツです。これらについて、質問で明確にしました。』以下は質問のポイントである。

 Ⅰ当面の政治課題への対応(生活支援・生活防衛)
  ・総合対策の3つの柱ー定額減税・臨時福祉特別給付金・中小企業の保証貸付の拡大

 Ⅱ官の不正を正し、霞ヶ関に大胆に切り込む
  ・元祖ムダゼロとしての取り組み・ムダ10の挑戦

 Ⅲ21世紀・日本の構造改革(中・長期的な視点からの取り組み)
  1.低炭素社会への転換(環境)
  2.食料危機への対応(農業の立て直し)
  3.安心の社会保障制度の構築(年金・医療・長寿医療・介護・がん対策)

 Ⅳ地域活性化・雇用対策・消費者行政の充実強化
   ・若者・女性・高齢者の雇用支援・労働法制の見直し・消費者政策の強化

 Ⅴ平和外交(国際協力・拉致問題)
  ・総理の平和外交姿勢・インド洋での補給支援活動・拉致問題について

以上の質問に対して、麻生総理から的確な答弁があった。


斉藤環境大臣初答弁


また斉藤環境大臣も『低炭素社会づくりの取り組みや「都市鉱山」と呼ばれる携帯電話や小型家電などに含まれるレアメタル等の回収体制について』初答弁があった。


原爆症認定集団訴訟早期解決へ向けて


院内集会で挨拶


午後「原爆症認定集団早期解決にあたって院内集会」が開催された。日本原水爆被害者団体l協議会・全国原告団・全国弁護団の3団体が主催。

2003年にはじまった原爆症認定集団訴訟はすでに5年が経過。すでに59人の原告が亡くなっている。原爆症認定訴訟に1日も早い解決のため、公明党を代表して谷合参議院議員と共に参加、皆様の前で挨拶をする。