本日は岡山から瀬戸大橋を渡り、松山へ。列車の中では故郷の偉人を描いた「坂の上の雲」4巻を読む。愛読書でもある。司馬遼太郎の長編小説「坂の上の雲」の舞台になった松山。『坂の上の雲』は、松山出身の秋山好古、真之兄弟と正岡子規の3人の生涯を通して、近代国家として成長していく明治日本のすがたを描いている。NHKでスペシャル大河ドラマ放映開始が2009年と決まり、配役も決定した。



松山では「坂の上の雲ミュージアム」のオープンが4月28日という。設計者は安藤忠雄氏。ミュージアムでは、小説に描かれた主人公3人の足跡や明治という時代に関する展示に加え、まちづくりに関するさまざまな活動を行い、訪れた人々が時の流れについて感じ、考える場を提供するという。まだ整備中の建物の前で写真を撮る。松山城を背に、暖かな日差し中、松山市内を駆け巡る。