大阪・関西万博の会場にて、障害のある人々の多彩な文化芸術表現を世界に発信する国際フェスティバル『ここに私が、(そして)あなたは… 障害者の文化芸術国際フェスティバル』が本日(8日)から11日(土)まで開催されます。


主催は、一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会。
障害のある人々の自由で多彩な文化芸術表現を世界に発信するとともに、誰もが“旅"を通して芸術にアクセスできる社会を目指す「文化芸術ユニバーサル・ツーリズムプロジェクト」の一環として実施されます。
この取り組みは、障害のある人々の芸術活動を支援するために2020年から全国7ブロックで実施された「日本博を契機とした障害者の文化芸術共同創造プロジェクト」を土台に展開。
2023年以降は、全国の障害当事者団体・支援者団体とともに、交通機関・自治体・福祉事業者との連携を深め、「誰もが・いつでも・どこへでも」文化芸術にアクセスできる環境づくりを進めてきました。しかし、いまだに「障害」を理由に芸術や旅行を諦めざるを得ない人がいる現実も明らかになっています。
そこで、『ここに私が(そして)あなたは…』というメッセージに託し、今回の万博を舞台に“魂の表現"を世界へ届けるプログラムを展開。日本の障害のある人々の文化芸術を世界に紹介するとともに、万博会場と全国各地を結ぶ「文化芸術ユニバーサル・ツーリズムプロジェクト」として、万博に訪れる海外の人々を地方へ誘致し、奥深い地域の魅力を体感する機会を創出していきます。障害のある出演者たちが“確かな表現者"として登場する、感動と交流の4日間です。

8日内覧会には公明党 司たかし参議院議員、金子 訓隆NPO法人HIKARI 代表理事らと共に参加。

【内覧会の式次第】
1.開会あいさつ(全国手をつなぐ育成会連合会 佐々木桃子会長)
2.来賓挨拶
 衛藤晟一前参議院議員、平井鳥取県知事と共に挨拶

3.出展作家の紹介

4.キッチンカーの紹介(エームサービス)
農福連携キッチンカーによるフードコート。障害者が関わる生産品は「表現」でもあります。丹精込めた食材を、2021年の国際スポーツイベントでアスリートの食事を支えた企業の協力で、"安全で美味しい"軽食として提供します。販売・調理の一部は障害のある方々が担当し、食を通じた交流を創出します。今年収穫したばかりの新米も販売予定です。(協力:NPO法人縁活(滋賀)、はらから福祉会(宮城)、エームサービス株式会社、株式会社コトノネ生活)

5.キュレーターによる内覧会(キュレーター 黒澤浩美:株式会社ヘラルボニーCAO)
「アヴァンギャルド」は元来軍事用語で「先駆者」を意味し、サン=シモンらによって芸術的革新を担う者として再定義されました。本展『アヴァンギャルドですが、なにか?』では、日常や個人的な経験を出発点に、既成概念を問い直す作品を紹介しました。
多くの皆様と交流する機会となりました。

平井鳥取県知事。ヘラルボニー 松田文登副社長、黒澤浩美さん。ジェネシスオブエンターティメント 坪田さん、公明党川岡栄一大阪府議、西田尚美八尾市議、松川啓子東大阪市議。久保厚子全国手をつなぐ育成会連合会 元会長、大澤慶子朝日エル代表。等々記念の写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。