3日午前、隠岐の島町初の共生型サービス施設「えんがわ」を設立した 合同会社 ねんりんを視察。公明党岡崎綾子島根県議、宮口治子参議院議員(無所属)らが同行。
山根さき子代表から施設内を案内いただき、「えんがわ」設立の経緯など伺いました。

山根さんは友人の誘いで神戸市から本町に移住されたIターン者。(31歳で移住し、現在15年)本町での生活を送るなかで、介護・福祉施設が少ないのではと考え、利用者側の選択肢を増やす環境を整える一助になりたいとの想いから一念発起。令和5年9月に「合同会社 ねんりん」を創設。そして「障がい者」「障がい児」「高齢者」が同じ古民家の一つ屋根の下でケアを受けられる共生型サービス施設。”縁側で笑顔になり、縁が輪を結ぶ場の提供”を企業理念とするデイサービス「えんがわ」を令和6年4月開所。

建物は加茂地区で売りに出されていた空き家を購入。改修にあたっては特定有人国境離島地域社会維持推進交付金の雇用機会拡充事業を活用。
利用者は障がい者17名、障がい児9名、訪問介護サービスを利用する高齢者1名。

利用者のご家族のお声として「他の利用者さんが遊ぶ様子を見て楽しそうに笑っている様子が家族にも伝わってきます}など等。
地域に障害福祉サービスを使える事が出来大変喜ばれています。

介護職の人手不足など課題もあり、要望も伺いました。山根代表の情熱とパワフルな行動力に大変感銘しました。ありがとうございました。