議連の事務局長


設立総会


超党派の「障害者の芸術文化振興議員連盟」の設立総会が開催された。

障がい者支援に取り組む議員の方々で話し合いを進め、本日の会の発足となる。
私も発起人の1人としてかかわり、今回議員連盟の事務局長として、これから本格的な推進役となる。使命重大である。

会長は自民党衞藤議員。副会長に各党から。公明党は高木議員・浮島議員が副会長の体制。

設立総会には超党派の国会議員、各団体・役所から大勢参加された。

【設立の趣旨】

芸術文化活動は、障がいのあるなしに関わらず、活動に携わる者のすべてに楽しみや生きがいを与え、生活を豊かにしてくれる。

作者の内側から湧き上がる衝動そのままアール・ブリュット作品をはじめ、障がいのある方々が個性や才能を活かして生み出す表現の魅力を広く認知されるための活動や、障がいのある方々が普通に映画鑑賞できる平等なバリアフリー環境を整備する事は多様な価値観を受け入れる共生社会の実現につながる可能性を十分に秘めている。

障がい者のまた障がい者のための芸術文化活動の支援を通じて、共生社会の実現に寄与すっるために、議員連盟として支援を進める。

【参加団体】


青柳会長


北岡理事長



田中常務理事


山上理事長


・アール・ブリュットネットワーク 青柳会長
・社会福祉法人 滋賀県社会福祉事業団 北岡理事長
・全日本手をつなぐ育成会 田中常任理事
・全国地域生活支援ネットワーク 大原代表理事
・日本精神科看護技術協会 末安会長
・メディア・アクセスサポートセンター 山上理事長

【課題・要望】
①バリアフリーを進めるには、聴覚障がい用字幕・視覚障害用音声ガイドの政策予算や字幕表示機器と音声ガイド送出設備を備えた映画館の整備。省庁横断の対策必要

②障害者芸術の発表の場が少ない。著作権の保護をはじめとする障がい者が安心して創作活動に励む環境整備や作者の相談や支えての育成が必要

③美術館機能や相談機能、人材育成機能を併せ持つ拠点(アール・ブリュットナショナルセンター)の整備

今後、議連としての課題を研鑽し、必要な施策に繋げてまいりたい。