本日は高松から徳島県に移動。


意見交換


阿波市内にある障がい者就労支援センター「かがやき」と徳島市内の社会就労センター「かもな」を視察。どちらも就労継続支援B型事業。障がい者就労の取組み・課題を原理事長・三橋園長に伺う。

原理事長は、社会福祉法人 徳島県身体障害者連合会理事長、社会福祉法人 共生会理事長など障がい者支援に生涯取り組んでおられる。

三橋園長は、障害者支援施設 眉山園 三橋園長、就労センターかもな園長。平成19年設立。NPO法人されたとくしま障害者授産支援協議会 事務局長でもある。

両園とも徳島県で工賃がトップの3万9267円(かもな)。3万4417円(かがやき)。徳島県は平静18年度8位(1万4636円)から平成20年・21年度3位に。平成22年度は2位(1万7426円)に急上昇。

両園とも長年の努力と工夫をしながら、工賃UPに取り組まれており大変感銘を受ける。


作業コントロールのパソコン


かがやきを原理事長の案内で視察。
農耕作業・乾燥野菜製造、惣菜加工・菓子製造、下請作業・ギフト販売などが作業内容。


野菜の乾燥した粉末


かがやきの特色は、園内で野菜をつくり、冷風乾燥機で乾燥させ粉末にして、お菓子を製造している。


食彩工房 かがやき


食彩工房(原理事長と)


ガラス張りの作業


「食彩工房かがやき」が本年4月オープンの予定。製造工程が一目でわかり、販売もされる。今までの作業環境が一段と進み、販売ルートも全国大手デパートに流通する等本格的な取組み。


パン・菓子等の販売移動車


イベントなど移動販売車での販売もスタートしている。


かもな園で懇談


三橋園長の案内(掛軸などの作業場)


さらに徳島市内にある かもな園を三橋園長の案内で見学・意見交換。


かもな園(軽作業)


表装用大型ホットプレス


工賃の見える化


軽作業・レーザークラフト・印刷・掛軸・ふすま・ベーカリー事業・対面販売など多彩な内容。表装用大型ホットプレスなど機械も活用し、工賃UPにつなげる。

国の共同発注事業への課題・要望なども詳しく、伺う。
徳島県予算
 ・平成22年度1840万円(国費1640万円)
 ・平成23年度950万円(国費775万円)
 ・平成24年度700万円(国費約350万円)
予算が大幅の減少となり、フォローアップ事業の予算化をなど等。

本日の視察の要望について、政策反映にしっかりと取り組んでまいりたい。