国土交通部会・障がい者福祉委員会合同会議


視覚障がい者の安全対策を伺う


午前中、「駅ホーム転落防止の安全対策について」視覚障がい者団体の方々からホームドア設置等の要望を伺い、国土交通省の安全対策について意見交換を進めた。(国土交通部会・障がい者福祉委員会合同会議)


笹川会長


田中会長


小川会長


団体は、社会福祉法人日本盲人会(笹川会長)全日本視覚障害者協議会(田中会長)社会福祉法人日本身体障害者団体連合会(小川会長)の団体。

1月16日目白駅での視覚障がい者の転落死亡事故。

視覚障がい者の大半の方々がホームからの転落経験があり、ホームドア(可動柵)等の安全対策が急務。

国土交通省は、ホーム下の待避スペース・ホームに上がるためのステップの整備は100%・非常停止押しボタン・転落検知マットの整備は90.7%。との事だが、ホームドアの設置は全国498駅と大変少ない。

山手線は2017年までに設置計画を前倒しするとともに、設置場所に関しても障がい者当事者とよく協議して進める事が大事である。(目黒駅・恵比寿駅が設置されているが、視覚障がい者の利用少ない)
視覚障がい者の利用が多い、高田馬場・目白駅・大塚駅など優先してほしい。


要望書


ホームドアの設備目標を明確にして安全対策推進を図るべきである。今後とも政府の安全対策をしっかり監視してまいりたい。