昨日の夜のノーベル物理学賞の3人受賞ニュースは久し振りの明るい話題。新聞・テレビでも放映され、日本の研究水準の高さが示された。
小林さんは「家では普通のお父さん。」益川さんは「平和運動に積極参加」。南部さんは「自慢話、一切しない人」など等。日本人として誇らしく思う。

午前中、国対役員会。その後、挨拶まわりへ。水・住宅・環境業界の現状などお聞きする。


高齢者虐待防止対策ワークキングチーム


厚生労働省のヒアリングを聞く


午後からは「高齢者虐待防止対策ワークキングチーム」の会合が開催された。
平成19年度「高齢者虐待についての対応状況調査結果」について厚生労働省からヒアリングを行う。
10月6日に発表され、全市町村(1816団体)及び都道府県を対象とした調査結果である。

市町村の高齢者虐待防止に係る体制は調査項目13項目全てで昨年度より実施率が上昇。この中でも相談・通報窓口の設置・周知はほぼ全ての市町村で実施済みとなっている。高齢者虐待防止法についての理解が進んだ事により、市町村の相談・通報件数は増加。また虐待件数も増加している。

・養護者による高齢者虐待の相談・通報件数は19971件。前年度より1581件増。調査結果虐待と判断された事例は13272件。前年度より704件増。虐待の種類は身体的虐待が63.7%。

・要介護施設従事者などの虐待は379件、前年度より106件増。相談・通報者は施設職員が26.1%・親族が25.6%と続く。内虐待の事実が認められた件数は62件。前年度より8件増加。等など。

今後高齢者虐待防止対応の体制整備について一層の強化が必要であり、調査結果を下に虐待防止の具体的取組み促進が求められる。


財政・金融部会・経済産業部会・金融問題調査合同会議


株価が戦後3番目の下落9203円32銭へ


また「財政・金融部会・経済産業部会・金融問題調査合同会議」も開催された。

本日株価が戦後3番目の下落9203円32銭。また半年ぶりの1ドル99円台となる等、金融危機への早期対応について、中小企業支援や内需拡大・金融安定化に向けた対策等様々な角度からの議論を進める。

夕方、衆議院で補正予算が成立。総額1兆8081億円で事業費規模でも11兆5000億。

中小企業支援策(4469億)・高齢者医療(2527億)医療確保(146億)子育て支援(99億)学校耐震化(2047億)災害対策(4407億)低炭素社会推進(430億)農林水産業支援(1450億)地方税減収補てん(656億)など。

日本経済の緊急事態を下支えする波及効果が期待されており、原油・原材料高で経営が厳しい中小企業支援策や国民の生活不安解消策が盛り込まれている。

明日以降、参議院でのすみやかな成立を望みたい。