昨日から、国会の衆議院では予算委員会が開かれ、論戦が行われている。

本日は四国・中国を回る中で、要望された内容について、各省庁からヒアリングと共に意見交換を進めた。


特定検診の状況のヒアリング


1つは今年度から実施された特定検診・保健指導について、進捗状況と課題などを確認する。中でも「4月1日前後で異動等で、転入転出を伴う場合、今年度の検診が受けられない方が出てしまっている。」などの対応について意見交換を進める。狭間になった方が検診できるよう対応している市町村もあるとの事で、きめ細かな対応が求められる。


厚生労働省(盲ろう支援について)


2つは「盲ろう者の支援策について」厚生労働省・文部科学省からヒアリングを受ける。先日、福島教授と懇談したさい、「盲ろう者」の支援が外国と比較し進んでいない状況をお聞きし、対応を要望された。その現状と今後の対応について意見交換を進める。

厚労省の「盲ろう者」に対する主要な福祉施策は通訳・派遣事業が中心で現在30県で実施されている。まだまだ支援策が少ない事を痛感する。


文部科学省からヒアリング(盲ろう教育について)


また「盲ろう」教育について文科省からお聞きする。平成19年度視覚・聴覚障害を併せ有する幼児児童数は573名。障害も様々な度合いがあるが、
1.盲ろうの幼児児童生徒のコミュニケーション方法の選択・応用
2.「教育の場と専門性のある教員の確保」など課題も多いとの事。

今後ヒアリングを参考にしながら、さらに研鑽を進め「盲ろう者」の支援に取組んでまいりたい。