新居浜市美術館で開催されている「石村嘉成展~生き物たちも一生懸命~」に17日、鑑賞しました。
地元新居浜市の3人の市議(藤原雅彦・黒田真徳・河内優子)が同行。

2019年6月石村さん親子とご自宅でお会いし、今回の展覧会に行く約束をしていましたので、実現できて良かったです。

「生きている、ということ。躍動する野生の姿を描く」自閉症の版画家 石村さん親子と懇談(愛媛県新居浜市)

1日夕方新居浜市内の石村嘉成宅を訪問。自らの障がいと向き合いながら創作活動を続ける新居浜市在住若手アーテイスト嘉成さん。 お父さんの和徳さんと共にお会いしました…

父親の和徳さんの案内で見学。アクリル絵と版画。どちらも生き生きとしたタッチで描かれる、躍動的な生き物たちの生命力ある姿に心打たれます。

素晴らしい個展に、2万人の来場者が訪れています。会期は明後日の18日(日)まで。(入場無料)

嘉成さんは25歳。2歳の時に自閉症による発達障がいと診断。家族や医師、学校教師などの支援を受けながら、高校の選択授業で版画と出会い、本格的な創作活動を開始。

母親の死を乗り越え、2013年第2回エコールドパリ浮世・絵画ドローイングコンクールで見事入選・優秀賞を受賞し、以降、国内外から数多くの賞を受賞しています。その作品は色鮮やかで、独特の感性で、見る者に強い印象を与える不思議な魅力を放っています。

小さいときから昆虫や動物が大好き。親に連れられて、砥部動物園など頻繁に通い、描き貯めた絵日記やスケッチなどを基に作品製作に取り組んでいます。