1日夕方新居浜市内の石村嘉成宅を訪問。自らの障がいと向き合いながら創作活動を続ける新居浜市在住若手アーテイスト嘉成さん。
お父さんの和徳さんと共にお会いしました。お父さんから嘉成さんと歩んできた道のり等伺い、感激いたしました。

嘉成さんは25歳。2歳の時に自閉症による発達障がいと診断。家族や医師、学校教師などの支援を受けながら、高校の選択授業で版画と出会い、本格的な創作活動を開始。
母親の死を乗り越え、2013年第2回エコールドパリ浮世・絵画ドローイングコンクールで見事入選・優秀賞を受賞し、以降、国内外から数多くの賞を受賞しています。

その作品は色鮮やかで、独特の感性で、見る者に強い印象を与える不思議な魅力を放っています。

小さいときから昆虫や動物が大好き。親に連れられて、砥部動物園など頻繁に通い、描き貯めた絵日記やスケッチなどを基に作品製作に取り組んでいます。

6月19日~8月18日の期間、「生き物たちも一生懸命」とのテーマで石村嘉成展を新居浜市美術館で開催するそうです。(入場無料) 是非行ってみたいと思います。

昨年障がい者文化芸術推進法が成立。これからもさらに障がい者の文化芸術推進に頑張ります。生命力豊かな作品に元気をいただきました。ありがとうございました。