15日午前、松山市内の「愛媛県障がい者アートサポートセンター」を木村誉県議と共に訪問。
愛媛県社会福祉事業団の神野一仁理事長(前愛媛県副知事)、「県障がい者アートサポートセンター」の清水貞之所長、宮本祥恵推進幹と障がい者文化芸術で懇談。

「愛媛県障がい者アートサポートセンター」は国の障害者文化芸術推進法の下、厚生労働省が推進する障がい者の芸術文化活動の取組みの一環として愛媛県が実施する事業です。厚労省の予算(県が半分負担)で、愛媛県から「愛媛県社会福祉事業団」に委託しています。

芸術文化活動を行う障がい者本人やその家族、障害福祉サービス事業所、支援団体等を総合的に支援する地域の拠点として2019年(令和元年)6月に開所。アートサポートセンターを設置及び、芸術文化普及員を配置して事業に取り組んでいます。

展示室には障がい者アーテイストの作品展が展示されています。

また令和4年度障がい者芸術文化活動推進事業として障がい者アートデザインコンペを開催。今治タオル工業組合様のタオル商品のデザインを応募。多くのアーテイストが出品。展示室にも飾られていました。現在四国乳業様の牛乳パックの広告デザインが公募されています。

12月には令和4年度障がい者芸術文化祭を開催を計画。ミュージカル出演者を募集中。オーディションを行い2回公演の予定です。
同文化祭時別展示室展示の作品も募集中。地元大手企業が協賛し、各賞が授与される計画も準備されています。

また本年7月にオープンしたばかりの障がい者ICTサポートセンターを視察。社会福祉事業団が委託されています。

要望として、人材育成やイベント開催など県内の各事業推進の為の予算の拡充など伺いました。貴重なご意見大変にありがとうございました。

【愛媛県障がい者アートサポートセンターの事業内容】
(1) 事業所等に対する相談支援業務
障がい者の芸術文化活動に係る電話相談窓口を設置するとともに相談員を配置し、事業所等からの支援方法、創造環境の整備、権利の保護、鑑賞支援、作品の販売・公演等に関する相談を受け付け、関係機関・専門家の紹介や専門的知見によるアドバイス、相談員の訪問による相談支援等を行います。

(2) 芸術文化活動を支援する人材の育成等業務
事業所等で芸術文化活動を支援する者等に対して、芸術文化活動の支援方法や著作権等の権利保護等に関する研修を実施します。

(3) 情報収集・発信業務
展示会や公演など県内の芸術文化活動の情報を収集し、ホームページ等で情報発信するとともに、ブロックレベルの広域支援を行う広域センター及び全国レベルの活動支援を行う連携事務局と連携し、可能な限り国内外の情報収集・発信に努めます。

(4) 障がい者芸術文化祭の開催業務
障がい者芸術文化祭として、「ステージ発表」及び「ふれあい交流イベント」を一体的に開催するとともに、「障がい者アート展」を開催します。