1日朝、松山市内にある 社会福祉法人 あゆみ学園(森公夫理事長)が運営する小規模保育事業所ひかりを地元太田ゆきのぶ市議と訪問。

森理事長に本年4月1日からNHK受信料免除対象が小規模保育事業も含む全ての社会福祉施設に大きく拡充された事を報告いたしました。

2年前に小規模保育事業ひかりを始めた時に、NHK受信料が小規模保育事業は対象とされていない事を太田市議を通じて話された張本人が森理事長でした。

保育所を含む社会福祉施設は平成13年以前の施設はNHK受信料は免除されますが、平成13年以降の新たな小規模保育事業や障がい福祉、介護事業などは免除されていません。子どもを預かるという同じ事業でも扱いが違い、不平等ではないかとの切実な声でした。

大田市議からその声を聞き、すぐ実態を調査。平成13年当時はNHKも経営的に厳しく赤字の状態でしたが、現在は経営状況はすこぶる堅調で263億円の黒字が続いています。

2016年11月総務委員会で質問。公明党総務部会でも要望しました。総務大臣、NHKから前向きに検討すると答弁。さらに2017年でも質問。実現へ大きく前進。
そして2018年から3年間の経営計画に社会福祉施設の免除拡大が盛り込まれ、この4月から実現する事になりました。

受信料免状の対象事業は保育、介護、障がい福祉など25事業、約2万事業所、総額免除額は年間約2億円になります。また同時に公明党が要望していた奨学金受給対象の学生21万人も受診料免除になりました。

森理事長は年額1万6千円、BSを含める約3万円の受信料ですが、災害情報はテレビから必要です。この小さな声を聞いていただき、本当に嬉しいとの喜びの声をいただきました。本日が卒園式だそうです。今後、申請が必要になりますので、周知啓発を進めてまいります。

小さな声、声なき声を届けるのが公明党です。「大衆とともに」の原点を胸に、これからも頑張ってまいります。