「電話通信サービスのユニバーサル化を考える大学習会」(主催 全日本ろうあ連盟)(東京都)
「電話通信サービスのユニバーサル化を考える大学習会」~2020東京オリンピック・パラリンピック成功のために電話リレーサービスの制度化の推進を~ と題して、電話リレーサービスに関する学習会が16日衆議院第1議員会館で開催されました。
電話リレーサービスとは、きこえない・きこえにくい人ときこえる人を、オペレーターが “手話や文字” と “音声” を通訳することにより、電話で即時双方向につなぐサービスです。
全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長、日本財団の尾形武寿理事長、野田聖子総務大臣の挨拶の後、来賓として挨拶いたしました。
「電話リレーサービス」については2015年1月日本財団の石井氏らとお会いし、要望をお聞きして以来、仙台の(株)プラスヴォイス(三浦社長)視察やアイセックジャパン一瀬社長、ろうあ連盟の方々とお会いし、2017年4月には国会質問(総務省・厚生労働省)。(電話リレーサービスの国会質問)
日本の聴覚障がい者はろう者約7万人。聴覚障がい者約36万人。補聴器利用者600万人といわれています。コミュニケーションで困っている課題を、「電話リレーサービス」によって解決する一つのサービスです。
大学習会は電話リレーサービスの制度化についてのパネルディスカッションが行われ、慶應大学の村井純先生も登壇。村井先生は政府のIOT新時代の未来づくり検討委員会座長でもあり、大学の同期生でもあります。
電話リレーサービスの制度化が実現するよう、しっかり取組んでまいります。
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