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松山市内にて、愛媛大学 社会連携推進機構教授の坂本世津夫(せつお)先生と地方創生について意見交換。(15日)

坂本先生は総務省委嘱地域情報化アドバイザーでもあり、四国情報通信懇談会の運営委員長もされています。


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意見交換

現在、平成26年度文科省のCOC事業(えひめ地(知)の拠点整備事業)における愛媛大学の「地域志向人材教育プログラム」でえひめ学を担当。また同事業の推進コーディネーターとして2015年3月から西予市に住み、4年間の任期で、地域産官学連携活動の活性化を図るべく、南予地域の地方創生化に取り組まれる予定です。

政府の取り組む地方創生についての意見も伺いました。地域活性化政策を担う自治体や人材を受け入れる地域の企業や地域活性化を目的に活動するNPOや民間団体等との協同のあり方、地方を担う人材育成など等。多くの示唆となる提言もいただきました。今後の施策に反映してまいります。

坂本世津夫氏プロフィール

平成14年(2002年)4月から平成17年(2005年)3月まで、愛媛大学にて「地域情報学」(伊予銀行寄附部門)を担当。平成17年(2005年)4月から平成23年(2011年)3月まで、高知大学国際・地域連携センター教授(生涯学習部門長)。現在は高知県南国市の自宅を拠点に、日本の情報化を、地域という視点で見直し、地域における「知的能力」と「コミュニケーション能力」を高めることにより、新たな産業集積や地域の活性化(地域の自立)が実現できないか、研究・実践しています(ICT利活用促進)。

また四国情報通信懇談会の運営や、APPLIC(一般財団法人 全国地域情報化推進協会)の 「ICT地域イノベーション委員会」でアドバイザーを務めています。四国のICT利活用促進、 ICT地域イノベーション、ICT人材育成にも取り組んでおり、平成15年9月、「地域産業おこしに燃える人」(内閣官房・経済産業省)に選定。平成19年3月、内閣官房より「地域活性化伝道師」にも選定。地域情報化アドバイザー(総務省委嘱)、四国情報通信懇談会(運営委員長)、 日本テレワーク協会(アドバイザー)、ICT地域マネージャーでもあります。


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坂本先生

主な研究テーマ・ 活動

 地域情報化、SOHO・テレワーク、情報化社会、生涯学習・教育(地域教育)、地域産業クラスターの形成、地域再生(地域活性化伝道師、地域情報化アドバイザー、地域産業おこし)に燃えています。

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(大学COC事業)

文科省の「地(知)の拠点大学地方創生事業は、地方の大学群と地域の自治体・企業やNPO民間団体等が協同し、地域産業を自ら生み出す人材など地域を担う人材育成を推進します。平成27年度予算の予定額が44億円。平成26年度は地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)として34億円の予算が計上され237の申請があり、25件が採択。中四国からは愛媛大学・四国大学・今治明徳短期大学・くらしき作陽大学・倉敷芸術科学大学が採択されました。


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文科省事業/愛媛大学COC事業