香川県立斯道学園


みねやま学級


22日高松市内にある香川県立斯道学園を都築県議・山田市議・春田市議・中村市議と視察。


川田園長


意見交換


川田園長から学園の説明と学園内を見学。斯道学園は児童福祉法に基づく児童自立支援施設。


教室見学


児童自立支援施設は、全国に58カ所あり、国立2施設、私立2施設、残りが都道府県立もしくは政令指定都市の市立である。約1,900人の児童が入所している。

斯道学園は、児童福祉法第44条により、学校・家庭・地域で適応できない児童や環境上の理由により生活指導等を要する児童(18歳未満)を受け入れて、心身の健全な育成と自立の支援をするために香川県が設置している児童福祉施設である。

現在入所が14名。小学生1名・中学生13名。
発達障がいも多く、ほとんどの子どもが虐待を受けている。在園期間は約1年5か月。職員数24名。

この後入所の男性寮・女性寮を見学。


井上先生

隣接する高松市立紫雲中学校・高松市立亀阜小学校分教室「みねやま学級」も見学。井上先生(小学生担当)から概要をお聞きする。
みねやま学級は先生が3名(小学生担当1名。中学生担当2名)
 


公明党議員団


【課題・要望】

1.分校を実現してほしい
・分教室の運営は中学生13名に2人の先生(数学と英語)のため、理科や社会を担当外で教えている。またクラス編成も女性・男性の運営のさいには先生が足りず、決め細やかな指導ができない。
・分校になると教頭が1名。5名の先生になる。ぜひ分校実現を。
県の予算の確保と高松市の申請が必要。

2.斯道学園では職員数が足りず、配置基準を改定を含めて対策を講じていただきたい。
・虐待生徒のケアや発達障がいの生徒など職員の負担が多い。心理職の配置基準なども含めて対応を。

校庭で学園祭の練習をしている生徒の演技も見学。ソーラン節を真剣に演技している生徒の様子に胸が熱くなる。子ども達の教育、生活環境改善へ、国・県・市が連携して取り組んでまいりたい。