会場の成蹊大学


会場


展示コーナー


日本発達障害ネットワーク(JDDNET)の第7回年次大会に参加。

JDDNETは、発達障害関係の当事者団体、親の会、学会や研究会、職能団体などの全国団体・地方団体による幅広いネットワークで全国団体18・エリア会員(地方団体)48が加盟している。

9時30分から開会の挨拶。来賓としてアンディ シン博士(AUTISUM SPEAKS)や他障がい者団体と共に、発達障害の支援を考える議員連盟の一員として挨拶をさせていただく。


市川理事長


その後、発達障害ネットワーク(JDDNET)市川理事長が「発達障害とそのひろがり」のテーマで講演。

・改正障害者自立支援法や障害者基本法の障害者の定義に発達障害が明記された事は大きな前進
・今後の課題は、①早期発見、早期支援、②学校教育法に発達障害が明記されていない教育の問題③就労などの生活支援など等。


中邑教授


近藤先生


その後、中邑東大先端研教授・近藤武夫東京大先端研などの講演。
「壁を避けずに乗り越えよう!~テクノロジーを使って、学び、働く~」
・子どもと共に社会を育てる時代
・アルテクを特別支援教育や福祉へ


山本教授の講演


午後は『幼児期からはじめる「本人への支援」「支援者への支援」』のテーマで慶應大学文学部 山本淳一教授の講演。
・支援者(保育士・教員・臨床心理士等)への支援方法開発が十分でない
・KEI10(発達障害支援プログラム)の具体例


発達障害施策の現在とこれから


最後は『発達障害施策の現在とこれから』と題し、『発達障害の支援を考える議員連盟』の国会議員が登壇。公明党から高木美智代障がい者福祉員会委員長が出席。公明党の取組み・政策などアピール。


交流会(市川理事長)


夜は全国から参加された方々の交流会に出席。

被災した福島県の関係者の方々や発達障がい支援の作業療法士会・臨床発達心理士会などの職能団体・全国のJDDNETの皆さんと発達障がい支援策について意見交換。課題・要望を伺う。

終日、発達障がい者支援の方々と懇談・講演などを聞き、今後の施策反映に結びつけたい。