17日午後「発達障害の支援を考える議員連盟」総会を開催。事務局長の私が司会・進行役。
衆参国会議員152名の陣容となりました。公明党から三浦のぶひろ・安江のぶお参議院議員が出席。

総会では、下記式次第で開催。

1.野田聖子議連会長 挨拶
2.出席団体紹介(下記記載)
3.発達障害の支援に関する今後の課題について
  ・日本発達障害ネットワークよりヒアリング(市川理事長・大塚副理事長)
  ・エッジ 藤堂代表、全国言友会連絡協議会  斉藤理事長から 
4.質疑応答

最後に、3期18年間、感謝の御礼の挨拶をさせていただきました。障がい者福祉の分野で発達障害者支援法改正等29本の法整備に関与。
議連事務局長には、公明党三浦のぶひろ参議院議員にバトンタッチ致します。野田会長からも三浦さんを紹介いただきました。

参加団体の皆様と記念の写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。

【関係団体 出席予定者】
・JDDネット 市川宏伸理事長、大塚晃・三澤一登副理事長、日詰正文事務局長など。
・全日本自閉症支援者協会 石井啓副会長
・日本自閉症協会 辻本真司理事・中野美奈子理事、樋口美津子事務局長
・発達障害者支援センター 全国連絡協議会 和田康宏会長
・全国言友会連絡協議会  斉藤圭祐理事長、中村泰介さん
・エッジ 藤堂栄子代表、小原輝子事務局
・全国特別支援教育推進連盟 横倉久副理事長

【次期 発達障害支援法改正への論点】
①発達障害の定義の変更(第2条関係)
  〇国際疾病分類(ICD-11)の適用により、発達障害の定義等を整理。
   特に知的発達症、自閉スペクトラム症、レット症候群、チック症候群の取扱い
⓶関係機関の連携強化(第3条関係)
  〇家庭と教育と福祉の連携「トライアングルプロジェクト」を通じて、教育と福祉の強化
③児童の発達障害の早期発見(第5条関係)、早期支援(第6条関係)
  〇5歳児健診の取扱いの整理、こども家庭センターとの連携など
④教育について(第8条関係)
  ライフステージを通した切れ目のない支援体制に教育期間の役割の追加など
⑤就労の支援(第10条関係)
   障害者手帳のない発達障害の取扱い
⑥家族等の支援
⑦発達障害支援センターの機能強化(第14条関係)
⑧専門的知識を有する人材の質の向上(第20条、第23条関係)
 当事者団体支援や強度行動障害の専門的知識を有する人材の確保など