今治市の風景


今治市議3人と視察


今治市渡部・石井・谷口市議と共に今治市玉川町にある就労継続支援事業所NPO法人「麦の穂」を視察。

別府理事長・伊敷所長らと懇談。障がい者就労などの現状と課題等お聞きする。


パン工房麦の穂


麦の穂の店舗前で


NPO法人「麦の穂」は2007年(平成19)年4月設立。2008年基盤整備事業で店舗改装。2009年4月就労継続支援B型事業所に移行。

・定員はB型20名・生活介護6名。職員は17名。
・パン工房として菓子パン、調理パン、食パンなど約40~50種。
 1日500~600ヶ製造。
・利用者工賃 月平均29,767円(平成22年度)
 (月7250円だった平成15年度から比べると4倍に)これはすごい!

前身は、障がいをもつ子ども達の親たちが、1996年サイコロクラブを設立し、無認可の作業所を開所。困難の中、皆で力を合わせて今日を築かれてきた。


PCで紹介いただく


工房の様子


「麦の穂」の1日の様子をPCで説明をうける。


50種類のパン包装の現場


パン工場


パン製造の現場視察


理事長や所長たちのそのご苦労とチャレンジ精神に大変感銘を受ける。

「麦の穂」の基本方針も素晴らしい。(下記)

1.みんなが生き生きと働く場にする。
・個人の能力や特性に合った作業を提供する
・チームワークを大切にし、就労自立をめざして支援する。
2.地域に根ざしたパン屋さんをめざす。
・お客様を大切にする
・毎日食べても飽きのこない、こだわりのパンを提供する
3.地域行事への参加や余暇活動を通して、楽しく健康な生活が送れるよう支援する。

親亡き後の支援・ケアハウスなど住まいの場の提供・行政が障がい者に温かな環境整備等など。改善へ様々な要望を伺う。

今後とも市・県・国の連携で支援を進めていきたい。