<これまでの活動記録>

質問する山本(博)氏=13日 参院厚労委
 参院厚生労働委員会は13日、予防接種法改正案を採決し、与党と公明党などの賛成多数で可決した。採決に先立ち公明党から山本博司氏が質問に立った。

 山本氏は世界保健機関(WHO)が接種を勧奨しているワクチンが21種であるのに対し、日本では9種にとどまっている点を指摘。「予防接種法の対象となる疾病の拡大が必要だ」と主張したのに対し、長妻昭厚労相は公明党が追加を求めているヒブ、子宮頸がん、肺炎球菌の各ワクチンについて「優先順位が高い」との認識を示した。

 また山本氏は、各地で自治体が子宮頸がんワクチンの接種費用の助成を始めたことに触れ、同措置は自治体の一般財源であり、財政状況により接種機会に格差が生じることに懸念を表明。「自己負担額にばらつきが出ないよう(国が)助成制度に取り組むべきだ」と訴えた。長妻厚労相は「優先順位は高いので、(厚労省の)予防接種部会で議論してもらう」と述べた。

 一方、肝炎対策について山本氏が、カルテのない薬害C型肝炎の患者を広く救済するべきだと主張したのに対し、長妻厚労相は医師の証言などで救済された例もあるとして、「周知、広報を強化していきたい」との考えを示した。

 (2010年4月14日付 公明新聞より転載)