<これまでの活動記録>

公明党市民活動局次長の、山本ひろし(参院選予定候補=比例区)はこのほど、ラジコン模型や産業用無人ヘリなどの製造・販売で国内外に知られた、広島県府中市のヒロボー(株)を訪れ、松坂敬太郎社長と懇談。ものづくりや街づくりなどについて意見を交わすとともに、工場内を視察した。これには公明党の広島県議、福山市議、府中市議らも同行した。

同社は1949年に紡績会社としてスタートしたが、構造不況の危機に直面したことから、プラスチックやエレクトロニクス、ラジコン模型、産業用ヘリの開発に順次切り替え、最近ではカンボジア紛争後の地雷処理のための無線ヘリの技術開発・製造まで手がけるなど、今では国内外有数の企業に成長。地域との連携にも熱心で、工場内に見学コースやレストランを設置し、地域開放・密着型の企業として注目されている。

この日、松坂社長は同社の「中小企業が生き残るためにはオンリーワン、世界一の特異性と技術を持つしかない」との経営方針に基づいて事業拡大に取り組んできた経緯を語るとともに、街づくりに対する政治、経済両面からの一体的な推進などについて要望が出された。

これに対し山本は、「ものづくりへ知恵を使い、創意工夫の努力をしている地方発の企業こそが、地域を元気にする力です」と語り、中小企業への配慮や支援に全力を尽くすと答えた。

 (2006年11月17日付 公明新聞より転載)