ひきこもり状態の子と親が高齢化していく中、家族はなぜ相談の声を上げられないのか?を考えるためのシンポジウム「社会的孤立が生んだ8050問題」が17日、福岡県で開催されました。主催したのは、ひきこもり家族の当事者団体であるNPO「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」。

3人の基調報告。シンポジウムの登壇者の話しも、大変参考になりました。今後のひきこもり支援・8050問題の対応。社会全体で支えあう、地域共生社会の実現に向けて全力で取り組んでまいります。

【基調報告】

  1. ひきこもり地域支援体制と官民連携の状況調査 境泉洋(宮崎大学准教授)
  2. 保健所における家族支援、家族相談に関する調査  上田理香(KHJ本部事務局長)
  3. 地域包括センターにおける「8050」事例への対応に関する調査 川北稔(愛知教育大学 准教授)

【シンポジウム】

  • 小野博史(厚生労働省 社会・援護局 課長補佐)
  • 勝部麗子(豊中市社会福祉協議会 福祉推進室長コミュニケーションソーシャルワーカー総括)
  • 竹中哲夫(日本福祉大学心理臨床相談室研修指導員)
  • 吉村文恵(KHJ福岡県楠の会)
  • 和田修 (北九州市ひきこもり地域支援センター「すてっぷ」センター長

*コーディネーター:池上正樹(フリージャーナリスト) 

最後の閉会挨拶(KHJ理事 藤岡清人氏)。