平和公園の千羽鶴を再生した用紙で作成


SOAR ベーカリカフェ視察


パン工房の厨房(安倍常務理事の案内)


平和公園の千羽鶴を再生した用紙での名刺


紅葉の広島市内


障がい者就労に取り組む社会福祉法人交響 安倍常務理事を平木広島市議と懇談。 場所は、広島駅から徒歩すぐ、歩いて3分。「SOAR(ソアー)きつつき」です。社会福祉法人交響が経営するベーカリーカフェ ロンドン。就労継続支援B型で25名の定員で本年7月ビルの一階にオープンしました。民間企業(株)オイシスとの業務提携(ショップ名LONDON)で、パン工房・ベーカリーカフェを運営。プロの技術に学びながら営業。賃金5万円が目標です。

SOAR(ソアー)とは、グライダーが上昇気流にのって、大空を飛ぶさまを意味します。2つの法人が同じ建物で就労継続支援B型と就労移行・自立訓練事業を行うことで、「社会に働きたい」と願う人たちの支援をトータルに障がい種別を超えて、その人にあった働き方提案ができます。そして自分の力で大空に飛びだってほしいと願っています。

同じビルに就労サポートセンター「SOARつつじ」もあります。社会福祉法人つつじが運営し、就労移行支援事業(20名)・自立訓練事業(6名)。一般就労をめざし取り組まれています。

前例のない2法人共同の事業。この場所は国有地の定期借地権の活用でもあります。国有地の有効利用の売却は今までもありましたが、2年前に定期借地権が活用できるようになり、中四国では初のケースで全国でも最初の取り組みだそうです。22日、都内で国有地の活用事例(保育園・障がい者施設)を視察した後でしたので、広島での今回の事例を伺い、大変勇気づけられました。

安倍常務理事の案内でビル内の「SOARきつつき」「SOARつつじ」を見学。現状の取り組み・課題。今後への要望等伺いました。また広島市26の障がい者の作業所では平和公園の千羽鶴を再生した用紙・名刺・メモ帳などを作成する取り組みも推進されています。様々な先進的な取り組みをお聞きし、障がい者施策推進と共に財務省の国有地有効活用にさらに取り組んでまいります。